元夫は大手企業に勤務
私は結婚4年目の専業主婦で、元夫は大手企業に勤務しているサラリーマンでした。
私は、結婚前は民間企業でOLをしていましたが、夫は高学歴で同年代の平均よりも収入が多かったので、結婚後に会社を辞めて専業主婦になりました。
知り合ったきっかけは大学時代に所属していたサークルで、サークル仲間として友人として接しているうちにお付き合いをするようになりました。
ちなみに元夫と私は同じ学年の同級生で、30歳の時に結婚しました。
誰かと親しげにLINEをする夫
最初に夫の浮気に気づいたきっかけは、仕事から帰宅した後や休日などに頻繁にスマートフォンでLINEをする姿を見るようになったことです。
以前から夫婦間の連絡でLINEを利用していましたが、数ヶ月ほど前から元夫は他の人とLINEで頻繁にお喋りをするようになっていました。
元夫が勤務していた職場は重要な機密情報を扱うという理由で業務でのLINE使用は禁止されているので、LINEを使うのは個人的な連絡に限られます。
少し気になったのでさりげなく尋ねてみましたが、「大学時代の男友達と話をしていただけ」との返答です。
LINEを覗くと相手は女性
最初はこの言葉を信じていましたが、元夫がスマホにロックをかけずに入浴した際に、スマホを見てみました。
それで、LINEのメッセージの内容で相手が女性であることに気づきました。
私がメッセージを見たので既読が付いてしまいましたが、その後も元夫は何もなかったように帰宅後にLINEをしていました。
元夫がLINEで女性と頻繁にメッセージ交換をしていることが判明したので、「浮気」をしているのではないかと疑い始めました。
それでも夫を信じたいと思っていたので、余計なことをあれこれと考えないように努力しました。
走行している間にも元夫は私に隠れるようにしてLINEでメッセージ交換を続けていたので、不安に感じて大学時代に同じサークルに所属していて元夫と共通の友人である友達(女性)に相談してみました。
相談した友人は、最初は「そんなことあり得ない」と言っていましたが、これまでの経緯を説明すると私と同じ結論に達するようになりました。
友人のアドバイスで元夫に気づかれないように興信所に相談した結果、週末の終業後に素行調査を依頼することにしました。
興信所に調査を依頼
数日後に興信所から連絡が来て事務所で調査報告書を受け取ると、私の悪い予感は的中して若い小柄な女性とラウンジに入る様子やホテルから出てくる写真などの証拠を渡されました。
相手の若い女性の調査を依頼した結果、この女性は職場の取引先に勤務する従業員で外国人でした。
興信所で浮気の事実を告げられた瞬間は頭の中が真っ白になりましたが、すぐに落ち着いてその後は冷静に行動し続けるようにしました。
相手の素性が判明した段階で弁護士の先生を紹介してもらい、離婚して慰謝料を請求するという私の意向を伝えたところ、私と元夫の両親を交えて弁護士事務所で話し合いの場を設けることになりました。
このような話し合いの場では浮気相手の女性も両親を呼ぶケースが多いそうですが、相手の実家が外国なので本人だけが出席することで承諾しました。
弁護士事務所の会議室では修羅場になりましたが、弁護士の先生が話をまとめて私の要求通りに離婚して慰謝料を受け取ることができました。
浮気相手の女性は企業スパイ
実は、後で元夫の職場の方から聞いた話ですが、浮気相手の外国人の女性は会社の機密情報を盗んで本国に持ち帰っていたそうです。
なんと企業スパイだったそうです。
そのため、この女性は最初からハニートラップが目的で元夫に近づいたらしく、事件が判明して元夫は懲戒解雇となって実家の家業を手伝っているとのことです。
また、機密情報を提供したことで会社から損害賠償が請求され、両親に立て替えてもらったそうです。
元義両親の報告によれば、元夫は実家で借金返済のために働かされているとのことです。