夫のLINEのやりとりが目に入りました
浮気が発覚したのは、夫がLINEの返信をしているところを私が見たことです。
別に疑っていたわけではなく、ただ何となく目に入りました。
知らない女性に浮気メッセージを送っており、夫もヤバイを気づいて微妙な空気が流れました。
交際してすぐのことであれば、夫が言い訳をしたり私が泣き喚いたりしたと思います。
しかし結婚して数年が経ち3人の子どもが生まれ、恋愛感情から来る男女の言い合いにはなりませんでした。
マッチングアプリで浮気していた夫
ただただ沈黙の時が過ぎ、ようやく口を開いたのは私の方でした。
無理がありながらも仕事関係のLINEだった可能性も否定できないため、とりあえずその女性との関係性を問いました。
要領の良い夫は上手く言い逃れをすることもできたはずですが、浮気していたことを認めました。
さらに驚いたことに、その女性だけでなく他にも4人の女性と同時に関係を持っていました。
マッチングアプリで知り合っていったようです。
突然5人と浮気していることを聞かされ、頭は一瞬真っ白になりました。
「本気で好きじゃないから5人も同時に相手してた」と弁明しており、理解できても自分の身に起こると納得いきません。
私を大切な家族だと考えるなら、不貞を働かなければ良いだけです。
男性と女性では考え方に違いがあり、夫はバレたことは後悔していたものの行為自体はあまり反省していないようでした。
唯一の救いだったのは、この何とも言えない空間に子どもたちがいなかったことです。
もし晩ご飯を食べてまだ起きている時間帯だったら、子どもたちにどう誤魔化して良いか分かりません。
夫婦2人だけの空間だったため、ひとまずは目の前で起こったことだけを考えることができました。
夫との話し合い
夫としばらく話し合い、今後はこのようなことがないようにと約束させました。
あくまでも発覚させないようにであって、浮気をしないように約束させるものではありません。
夫は恐らく今後も他の女性に手を出すと予想しています。
しかし夫としては最悪でも、子どもたちにとってはとても良い父です。
発覚するまでは給料もそこそこ良く暴力も振るうわけでもないため、私にとっても良い夫でした。
良い夫でなくなったからと、子どもたちから取り上げることはできません。
他の女性に目を向けつつも、誠実に子育てをしていたのは私も知っています。
だから多少、女癖が悪くても妥協するところだと思います。
離婚して慰謝料をもらうといった方法もありますが、これからもっとお金が必要になる子どもたちを1人で育てることは難しいです。
夫婦は愛情だけでなく経済的事情によっても、結びつきが強くなります。
妊娠させるような面倒なマネは、身の振り方が上手い夫のことだから避けるでしょう。
離婚するかどうかは、もっと大きな問題に発展してからでも遅くありません。
浮気を隠し通してほしかった
そもそも今回の件で私が許せないのは、浮気したことよりもそれを隠せなかったことです。
隠し通していれば、私が複雑な気持ちになることもありませんでした。
いつもは見えないように連絡を取っていたのに、その日に限って見えるところでLINEをしていたのは夫の過失です。
何人もの女性を相手にするうちに、油断していたツケが回ったというほかありません。
見たのが私ではなく子どもだったら、今は幼くて理解できなくてもやがて悪行が発覚していたことでしょう。
どうせ外で好き放題するならば、しっかり隠し通してもらいたいものです。
今ではすっかりこの件は触れてはいけないことになり、いつも通りの日常を取り戻しました。
ただワイドショーなどで芸能人夫婦が似たような事例で取り上げられていると、お互い変な感情が沸き上がって苦笑いをしてしまいます。
現在何人の女性がいるか分かりませんが、ヘマをしなければまあ悪くない夫です。