この記事はパートナーに浮気された方の体験談になります。
私は、22歳の時に結婚をして、20年目に夫と離婚をしました。
まだ小学生の娘を抱えた状態の離婚でしたが、その理由が度重なる夫の浮気でした。
大恋愛の末の結婚から一転
私達は学生結婚をしており、自分でいうのも照れますが大恋愛の末の駆け落ちです。
両家の両親に猛反対をされ、家出同然で夫と二人で地方都市で暮らすようになりました。
お互い大学を中退して新婚生活を送り、夫は自宅近くの漁港で水揚げの作業員となって働いてくれたほどです。
私も近くの食堂で働きながら二人の生活と生れて来るであろう赤ん坊の教育費を蓄えていましたが、一向に子宝に恵まれる気配がありませんでした。
結婚してから8年目になって、夫から「なぜ俺の子供ができない」と責められるようになり、ここから夫婦生活はギクシャクするようになったものです。
9年目の冬、夫が入浴しているときの携帯電話にメールがきました。
そのメールは夫のことを名前で呼ぶ見知らぬ女性からのもので、前日に肉体関係を持っていたことが赤裸々につづられていたのです
すぐに問いただしたら浮気をしたことをあっさりと認めて、すぐに別れると告げました。
でも私自身、彼の子供を身ごもれないという負い目があったので、その時はお互いが和解をするという形で話を終えています。
再構築からしばらくして再び
その後、結婚12年目でやっと待望の赤ん坊を授かり、しばらくは家族3人で平和に暮らしていました。
まだ私も32歳という年齢で、母親そして女性としてもこれから頑張れると明るい未来を想像していたのですが、34歳の時に再び夫は浮気をしました。
この時も携帯電話の着信で明らかとなり、さらには夫の職場の方々全員が知っているという大胆なもので許すことができませんでした。
何よりも、浮気相手が娘の幼稚園の同級生の母親であるという衝撃の事実が、私の心をボロボロにしたのです。
なぜ娘の友達の母親と関係を持ったのか、この問いに対して夫は、「お前より色気があるから」というものでした。
この言葉を受けた私は、自分はもう女として見られていないんだと悟ったものです。
娘と2人でアパートを出ていくことに
すぐに娘を連れてアパートを出ましたが、実家からは勘当されたままとなっていたので行く当てもなく2週間ほどビジネスホテルを渡り歩いていました。
手持ちのお金もなくなり、情けない話ですが12年ぶりに実家に連絡をして助けを求めたものです。
兄と母親は元気にしていましたが、父親はガンを患って他界しており、自分の愚かな行動が許せなくなりました。
実家に帰ってこいという兄と母の言葉に甘えて、今は娘と2人で身を寄せています。
娘はまだ7歳ですが、すでに私達夫婦が別れていることを悟っており、父親のことは一切口にしません。
毎日亡き父親の仏壇に向かって申し訳ないと謝っていますが、私のような親不孝な娘は一生許してくれないだろうと思っています。
いつかそっちに行ったら、思いっきり叱ってくれていいからと心の中で呟いていますが、私自身はいまの状況から抜け出して幸せになることが、一番の親の供養になるのではないかとも思っているところです。
協議離婚の末、慰謝料と養育費はもらいました
離婚はスムーズにはいかず、弁護士を立てて協議離婚をおこないました。
夫の不貞を裁判所は認めており、慰謝料と養育費を200万円手にしています。
また娘に対しては面会を断っており、実質は関係をすべて清算しました。
しかし、娘にとってはこの世でただ一人の父親であることに変わらず、いつか会いたいと言い出すと思っています。
その時、快く送り出せる自信は私にはありません。
できることなら、娘も私とおなじく夫を憎んでくれたらいいのにとさえ思えているほどです。
「浮気をする男は病気で、一生治らない」という母親の言葉は、今の私には非常に重い言葉となってしまいました。
以上が、旦那さんに浮気をされ離婚に至った女性の口コミです。
夫の浮気は実はとても多い
「男は浮気する生き物」と言われるように、確かに旦那さんの浮気や不倫は想像以上に多いのが実情です。
少しでも夫の行動に不安を感じた場合は浮気チェックをおすすめします。