浮気をしている奥さんや旦那さんも、パートナーから「もしかして浮気してる?」と聞かれて本当のことを話す人はほとんどいないでしょう。
実際は、はぐらかしたり、逆に怒り出したりすることが多いようです。
浮気がバレていない段階では、出張や休日出勤、友達と飲みに行くなどと言った嘘をつき続ける状態ですが、浮気がバレると今度は言い訳を言うようになります。
シーン別の浮気の言い訳
浮気をしていても、人によっては絶対に素直に認めず嘘をつき続ける人はいます。
その状況によって、よく使われる言い訳というものがありますのでご紹介します。
- 食事やお茶をしていたことがバレた時
- 相手のマンションに行ったことがバレた時
- マンションに泊まって朝帰りしたことがバレた時
- ホテルに行ったことがバレた時
1.食事やお茶をしていたことがバレた時
浮気相手とお茶したり食事をしたことがバレた時の言い訳でよくあるのが、以下のようなセリフです。
- 相談に乗っていただけ
- ただの友達
- ずっと看病していた
- 取引先の人と食事をしただけ
カフェやレストランなどで食事をしたことがバレたぐらいの時は、こういった言い訳ではぐらかされることも多くあります。
ただ、食事をしていたことが分かったぐらいでは他の証拠がない限り、それ以上追及することも難しく、裁判でも浮気として認めてもらうことは難しいといえます。
2. 相手のマンションに行ったことがバレた時
浮気相手のマンションに行ったことがバレた時の言い訳でよくあるのが、以下のようなセリフです。
- 相談に乗っていただけ
- ただの友達で、部屋で映画を見てただけ
- 体調が悪そうだったから送った
- 2人っきりじゃなくて、他にも友達がいた
浮気相手のマンションに行ったことがバレた場合、こういった言い訳をするパターンが多いようです。
浮気といえるには、相手のマンションにいた滞在時間が重要になってきます。
もし10分程度で帰った場合は、本当に何もなかったのかもしれませんが、半日以上も同じ室内に一緒にいたのであれば浮気として追及することも可能だといえます。
もしパートナーが「2人っきりじゃなくて、他にも友達がいた」と言った場合には、その友達の名前も聞くとよいでしょう。
裁判では、その友人が証言をすれば浮気でないことが認められるでしょうが、誰も証言しない場合には、その言い訳がただの嘘として取り扱われることになるでしょう。
3.マンションに泊まって朝帰りしたことがバレた時
朝帰りしたり泊まっていたことがバレた時は、以下のような言い訳をするケースが多いようです。
- 朝まで相談に乗っていただけ
- ただの友達で、遅くなったから泊まった
- ずっと看病していた
- 2人っきりじゃなくて、他にも友達がいた
異性とマンションに泊まっていたということは、普通に考えれば浮気となりますが、それでも言い訳をする人は多いようです。
もし「ずっと看病していた」と言う場合は、その相手が病院に行って診断書などをもらって証明ができれば、裁判でも聞いてもらうことができるかもしれませんが、そもそも結婚しているのに、他の異性の家に泊まっていることが不自然な状況といえます。
また、前述と同様、もしパートナーが「2人っきりじゃなくて、他にも友達がいた」と言った場合には、その友達の名前も聞くようにしましょう。
裁判でそのことを立証するには、その友人の証言が必要になります。
そのような証言がでなければ、浮気として認定されるでしょう。
4. ホテルに行ったことがバレた時
ホテルに行っていたことがバレると、大抵の人は浮気を認めますが、それでもまだ言い訳をしてくる場合があります。
- 相談に乗っていただけ
- ただの友達で、遅くなったからホテルに泊まった
- 体調が悪くなったから、ホテルに泊まった
どんなところか興味があったから行ってみただけ 確かに寄ったけど、何もしないですぐ帰った この状況では実際には言い訳をしても誤魔化すのは難しいでしょう。
ただし、どんなに明らかな浮気の証拠があっても絶対に認めようとしない人はいますので、離婚の話が泥沼化してしまうことも多くあります。
「1回しかしていない」という言い訳は通用しない
パートナーがどれだけ言い訳しようとしても言い逃れできないと判断すると、「1回しかしていない」という言い訳を言ってくる場合があります。
「1回だけ」であれば、浮気にはならないのでしょうか?
実は、裁判の判例では、「1回だけ」でも浮気(不貞行為)として認められています。
そのため、「1回しかしていない」は言い訳になりませんし、裁判でも通用しません。
ラブラブなメールを継続的に送っている場合
例えば、パートナーが浮気相手にLINEやメールなどで「愛してる」や「結婚しよう」「いまの妻と別れて一緒になろう」と送っていたとします。
これも証拠として利用できますので、このような内容を見つけた際にはスマホのカメラで大丈夫ですので撮影しておきましょう。
ただ、浮気をしていたパートナーが「あれは酔っていて冗談で送っただけ」と反論してくる可能性もあります。
そのような反論を正当化させないためにも、そう言った発言は可能な限り全て撮影しておくようにしましょう。
一度だけの発言なら「冗談」として通用する可能性もありますが、そういった内容を何度も書いていたり、ずっと継続的に書いている場合は「冗談」ではなく、明らかな浮気の証拠となるでしょう。
裁判で有利になる方法
相手が絶対に浮気を認めない態度を続ける場合、泥沼化して裁判にまで発展してしまう場合があります。
その場合、こちらがいくら浮気されていたと主張しても、証拠がない限り、裁判や調停でも一方的にこちらの言い分を聞いてもらうことはできません。
そこで、最も重要なのが「浮気の証拠」となります。 その証拠があれば、客観的にその事実が明らかにされますので、裁判でも有利に話を進めることができますし、その証拠があることが分かると途端に浮気の事実を認める人もいます。
ただ、裁判でも通用する証拠を入手するというのは、一般の人には現実的に無理があります。
そこで、探偵事務所の浮気調査が役に立ちます。
探偵の浮気調査なら有効な証拠を押さえてくれる
探偵事務所が証拠を押さえる場合は、どんな言い訳をしてくるかを想定して絶対に反論できなような証拠を入手しようとしてくれます。
例えば、ホテルに入った写真だけでは「すぐに帰った」と言い訳される恐れがありますので、探偵事務所は実際にホテルから出た時の写真も撮影します。
デジタルカメラには、撮影した日付と時間が自動的に記録されるようになっていますので、ホテルに何時間滞在していたかも証明することが可能になります。
「加工された写真だ」と言ってきた場合
言い訳をいくらでも言ってくる人の場合、証拠の写真を突きつけたとしても、「この写真は加工された偽物だ」と反論する可能性があります。
そこで、探偵事務所によっては、そのような反論や言い訳にも対抗できるよう、ビデオカメラで撮影する事務所もあります。
以上のように、探偵事務所は浮気をしている人からの嘘や言い訳、反論を最初から想定して、それでも裁判で証拠として認められる証拠を押さえてくれます。
また、場合によっては探偵事務所の調査員が裁判で証言をしてくれることもあります。
そのため、浮気が原因で離婚を考えている場合は、相手の言い訳にも対応できるよう、早い段階で探偵事務所に相談された方が安心だといえます。
また、慰謝料を請求する場合にも確かな証拠が必要になります。
ただ、自分で全ての証拠を入手しようとすると、相手に気付かれて失敗してしまう恐れもあります。
そのような面からも、事前に探偵事務所で相談して今後の動き方などを練った方が得策といえます。